21Novel

Font: Big Medium Small
Dark Eye-protection
21Novel > The beast tamer who got kicked out from his party meets a cat girl from the superior race > 198-Episode 198 What is the purpose of the true criminal?

198-Episode 198 What is the purpose of the true criminal?

    ……半日ほどかけて、北の山に到着した。


    俺やカナデが他のみんなを背負い、身体能力強化魔法を使い、一気に駆け抜ければもっと時間が短縮できたのだけど……


    そんなことをしたら、おもいきり目立ってしまう。


    タニアのニセモノに気づかれて、逃げられたりしたら元も子もない。


    なので、目立たないように、普通に徒歩で向かうことにしたのだ。


    「えっと……」


    山に入って少ししたところで、後ろを振り返る。


    「にゃんにゃ~?」


    カナデは元気いっぱいという感じで、鼻歌を歌っていた。


    本人にとっては散歩感覚で、山登りも楽しいのだろう。


    ただ……


    「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……」


    「ぜはー、ぜはー……ひゅーーー……ひぃいいい……」


    ソラとルナは息切れも激しく、今にも倒れてしまいそうな顔をしていた。


    「はふぅ……んっ……ふぅ……はぁ、はぁ……」


    「ニーナ、がんばれやー。もう少しやで!」


    ニーナも疲れた様子で、額に汗を浮かべていた。


    ティナは魔力を使い、ふわふわと宙に浮いて移動をしているから、疲れた様子はない。


    「今日は、ここで休むことにしようか」


    ちょうどいい広場を見つけたので、荷物を下ろした。


    それから、野営の準備を始める。


    「レイン……休んでいるヒマなんて、ありませんよ……ごほっ、ごほぉっ!?」


    「早く、犯人を見つけないと……なのだ。夜も進んで……ひーっ、ふーっ」


    「だ、大丈夫か? ちょっと無理をしすぎたな。すまない」


    ソラとルナは、誇張でもなんでもなくて、今すぐにでも倒れてしまいそうだった。


    「ニーナ、シートを」


    「んっ」


    ニーナが亜空間からシートを取り出して、地面に敷いた。


    ソラとルナの手を引いて、その上に座らせてやる。


    「はぁ、はぁ……す、すみません……ソラ達、足を引っ張っていますね……」


    「うぅ……我らは役に立たないのだ。今度から、我らのことは精霊族ではなくて、引きこもりの体力なし族と呼んでいいぞ……」


    「一気にこんなところまで来たんだから、疲れるのが当たり前だって。俺も疲れているから、今日はここで休もう。さすがに、一日で解決できるとは思ってないし……ニセモノと遭遇した時のことを考えて、体力をしっかりと温存しておかないとな」


    そんなわけで……俺達は、山に入って少しのところで一泊することになった。


    ――――――――――


    パチパチと燃える焚き火をみんなで囲む。


    「はふぅ……生き返りますね」


    「ぬくぬくで気持ちいいのだ」


    食事をして、ゆっくりと体を休めて、温まり……


    ほどよく回復した様子で、ソラとルナはほっこりとした顔をしていた。


    他のみんなも似たような感じだ。


    「んぅ……ふぅ……」


    ニーナがうつらうつらとして、船をこいでいた。


    「ニーナ、眠いか?」


    「……ん。少しだけ……」


    なんてことを言いながらも、ニーナは、目を開けているのが精一杯という感じだ。


    やっぱり、ニーナも疲れていたのだろう。


    ニーナの小さい体を抱えると、こちらにしがみついてきた。


    そのまま目を閉じて、すぅすぅと眠ってしまう。


    あらかじめ設置しておいたテントの中にニーナを運び、そっと寝かせてやる。


    すると、ふわふわとティナが飛んできて、ニーナの隣に降りた。


    「ウチも寝るぅ……ふわぁ」


    「ゆっくり休んでくれ」


    「おおきに……おやすみなぁ」


    ティナは、身体的な疲労はないのかもしれないが……


    ずっと飛んでいると、それだけ魔力を消費することになる。


    それなりに疲れていたらしく、すぐに寝息が聞こえてきた。


    おやすみ、と小さな声で言って、テントを離れた。


    「あ、おかえり。レイン」


    「あれ? ソラとルナは?」


    焚き火のところへ戻ると、カナデしかいなかった。


    「私がもう一つのテントに運んでおいたよ。二人とも、限界だったから」


    「そっか。ありがとな」


    「ううん、どういたしまして」


    カナデと一緒に、ゆらゆらと揺れる焚き火を眺める。


    「カナデは寝ないのか?」


    「んー……私は、あんまり疲れてないんだよね。猫霊族って、体力だけは誰にも負けないから、これくらいなんともないよ。レインは?」


    「俺も問題はないかな。体力には、それなりに自信があるから」


    「にゃふー。さすがレインだね?」


    「せっかくだから、ちょっと話でもするか」


    「……はっ!? よくよく考えてみれば、夜、レインと二人きり……こ、これは……!?」


    カナデの耳がピーンとたった。


    「カナデ?」


    「う、ううんっ、なんでもないよ!? なんでも!?」


    「そうか?」


    なんでもあるように見えるんだけど……


    「本当に大丈夫だから!」


    「それならいいんだけど……」


    たまに、カナデが挙動不審になる。


    最近はその回数が増えてきて……なにか、隠し事をしているんだろうか?


    まあ、仲間とはいえ、人に話せないことは一つ二つあるだろうから、気にしない。


    深刻に悩んでいる様子はないし、今は様子見で問題ないだろう。


    「ところで、カナデは……」


    「う、うんっ。なにかな!?」


    「今回の事件、どう思う?」


    「……」


    カナデが、なぜかものすごくがっかりしたような顔になる。


    「カナデ?」


    「そうだよね……こういう時、そんな話題を選ぶところは、ホントにレインらしいよね……にゃふぅ」


    「えっと……?」


    「ううん、なんでもないよ。今のは、私の独り言のようなもの。気にしないで。えっと……それよりも、今回の事件だっけ?」


    「ああ。タニアのニセモノが現れた、っていうことなんだけど……」


    「なーんか、妙な話だよね」


    カナデが尻尾を?の形にして、小首を傾げた。


    どうやら、カナデも同じことを考えていたらしい。


    「もう一人の竜族はタニアの名前を騙り、あちこちで悪事を働いた。普通に考えれば、タニアに罪をなすりつけようとしているんだけど……」


    「問題は、どうしてそんなことをするのか?」


    竜族に限らず、基本的に、最強種というものは種族間の仲が良いと言われている。


    人と違い、高潔な精神を持っているということもあるが……


    個体数が少ないため、仲間同士で争いをするわけにはいかない、という理由もある。


    仲間同士で争うようなことをすれば、絶滅コースまっしぐらだ。


    なので、争いを禁じて、手を取り合うように言われている……らしい。


    これはみんなから聞いた話だから、間違いはないと思う。


    軽いケンカをすることはあっても、本気で命のやり取りをするようなことは絶対にないという。


    それほどまでに、種族内の絆が強いのだ。


    それなのに……


    今回の事件では、タニアに罪をなすりつけようとしている。


    仲間を陥れるようなことをしている。


    なぜなのか?


    考えてみるものの、答えは出てこない。


    「カナデはどう思う?」


    「んー……竜族がもう一人、いるのは間違いなさそうだから……考えにくいけど、仲間割れみたいなものなのかなあ? でもでも、普通はありえないんだけどね。軽いケンカならともかく、今回のそれは、度が過ぎているし……」


    「下手したら、タニアは人に討伐されることになるからな」


    「そう、それ。そこなんだよね。そんなことになるかもしれないのに、タニアに罪をかぶせている……私達最強種にしたら、ありえないことなんだ。なにか裏に隠れている事情があるのか……それとも、よっぽど強い恨みを持っているのか」


    「ふむ」


    「どちらにしても、今回の事件は大変なことになりそうかも」


    「気を引き締めないといけないな」


    それなりに修羅場をくぐってきたという自信はあるものの、それで油断してはいけない。


    タニアの潔白を証明しないといけないから、絶対に失敗するわけにはいかない。


    絶対に油断しないで、しっかりと取り組むことにしよう。


    「にゃー……」


    カナデの耳がぺたんと沈んだ。


    「どうしたんだ?」


    「えっと……こんなこと初めてだから、ちょっと不安になっちゃって」


    「そっか」


    「ごめんね。私がこんなことを言ったら、レインも不安にさせちゃうかもしれないのに……」


    「いいよ」


    「ふにゃ!?」


    隣に座るカナデの頭を撫でた。


    驚いたような声をあげて……


    次いで、カナデの尻尾がピーンと直立する。


    「不安なときは、素直にそう言ってくれて構わないから」


    「でも……」


    「そういう隠し事はしないでくれるとうれしい。俺達は、仲間なんだから」


    「……レイン……」


    カナデの瞳が潤む。


    その目で、じっと見つめられた。


    焚き火のせいだろうか?


    Kanade''s cheeks looked red.


    ''''Well I think I''ll spoil you for a bit.


    Yeah, come on.


    Uh....yeah.


    Kanade softly leaned toward us.


    Our shoulders touched shoulder to shoulder.


    Kanade''s silky hair touched my cheek.


    Do you mind if I do this for a second?


    Do you want to just do this?


    ''Yeah ... that''s good enough for me...''


    Kanade rumbles and throbs.


    It was quiet and peaceful.


    ''''Nya~''''


    I''ll take the weight of a comfortable weight...


    Listening to Kanade''s voice, like soft music...


    We watched the flickering bonfire burn for a while.
『Add To Library for easy reading』
Popular recommendations
Super Gene Shadow Slave Cultivation Online Mecha Breaks the World Nine Star Hegemon Body Arts I Can Copy Talents